子どもはなぜ野菜が苦手??

 野菜が苦手なお子さんって多いですよね??お肉系はバクバク食べるけど、野菜はプイッ!といったお子さんも多いと思います。なぜ野菜が苦手な子どもが多いのでしょうか?ご紹介していきたいと思います。野菜嫌いの理由が分かるかもしれません。



『本能的に苦手?』

 人間の本能が起因している説が有力です。例えば、ヌルヌルが苦手な方は多いと思います。排水溝のヌメリなんかは進んで触りたい人はほとんどいないですよね。人は、「ヌルヌル=菌の繁殖」と本能的に感じるのです。そのため、古くからの経験で触ってはいけないと本能に刷り込まれているのです。

 それでは野菜の場合はどうでしょうか?現代でこそ道端に生えている野草を食べてしまうということはありませんが、遥か昔は自然の中で生活していた頃は、お腹が減って子どもが野草や野菜を口にするということは当然ありました。そんな野草の中には、毒の入った野草もあったのです。それを知らずに食べてしまってはもちろんいけませんよね。防衛本能により「苦味=毒」と刷り込まれているのです。野菜嫌いの子どもは本能的に、「苦い野菜=食べてはいけない」と反応してしまいます。それでは大人はなぜ食べることができるのでしょうか?それは経験と知識があり、安全であることを知っているからです。酸味も同じように「酸味=腐っている」と防衛本能が働くのです。



『大人よりも子どもの方が味覚が鋭い』

 大人になったら食べられるようになった。美味しく感じるようになったということをよく聞くと思います。実はこのようなことが関係しているかもしれません。

 子どもの味覚センサー(味蕾※みらい)は、大人よりも数が多いということはご存知でしょうか?大人になるにつれて味覚センサーは減っていきます(正確には新たに作られなくなってくる)。実は味覚センサーの数は子どもの頃が一番多く、年齢を重ねるごとに数が減っていきます。その差に個人差はあるものの、大人の2倍とも3倍とも言われています。つまり苦味や辛味などに関しても、大人よりもそれだけ強く感じてしまうのです。



『最後に』

 今回の紹介では、具体的にどうしたら野菜が食べられるようになるかをご紹介するものではありませんでした。どうしたら食べられるようになるかは、子どもそれぞれによって違うので一概に紹介するのは難しいのが現実です。

 子どもにとって苦手な野菜を食べるということはどのように気持ちなのでしょうか。想像してみてください。もしも自分が「この食べ物には毒が入っているかもしれませんが、入っていないかもしれません。食べてみてください。」と言われているのと同じようなことなのかもしれません。そのように言われて出されたものを食べるでしょうか?なぜ野菜が苦手なのか?少しでも子どもの気持ちを理解できれば、大人側の対応も変わるのではないでしょうか。

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